力にものを言わせるのは、愚かな支配者です。 金に動かされない正直な王が、長く国を治めるのです。
すると、若者たちは言いました。「彼らに言ってやればいいのです。『私の父がひどいことをしただと? それなら、私はもっとひどいことをしよう。
前任の総督は、食糧とぶどう酒、一日銀四十シェケルの手当を要求し、配下の者もやりたい放題で、住民をしいたげました。しかし神を恐れる私は、そのようなことはしませんでした。
そして、全員の中から有能な、神を敬う、わいろなど取らない正直な人物を探し、問題の処理に当たらせたらどうだ。千人につき一人そういう指導者を選び、その下に十人の責任者を置く。それぞれが百人の面倒を見る。さらにその下に、五十人の問題を処理する者を二人ずつ置き、その二人がまた、十人の相談相手になる者を五人ずつ受け持つ。
不正を働いて得た金は家族みんなを不幸にし、 わいろを憎むことは幸福をもたらします。
王が幼く、指導者たちが朝から酔っている国は、 とんでもない目に会う。 王が名門の出で、 指導者たちが勤勉を第一と心がけていて、 これからの仕事のための英気を養うときにだけ 宴会を開いている国は幸せです。
次に私は、世界中で行われているしいたげと悲しみを見ました。しいたげられている人が涙を流しても、だれも手を貸そうとしません。一方で、しいたげる者たちはしっかりと手を組んでいます。
かわいそうな民よ。 支配者がどんなにあなたがたを惑わしているか、 わからないのですか。 女のように弱く、子どものように愚かな者が、 王のまねごとをしているのです。 それで指導者といえるのでしょうか。 彼らはあなたがたを滅びへと 真っさかさまに突き落とす者たちです。
私の言うことを聞きなさい、 サマリヤに住むバシャンの太った雌牛たち。 夫をけしかけて貧しい人から取り上げ、 困っている者からしぼり取っている女たち。 いくら飲んでも十分でない者たちよ。