争いを避けるのは名誉なことです。 けんか好きなのは愚か者だけです。
そこに、アブラムの羊飼いとロトの羊飼いとの間に争いが起きました。しかも、その地にはカナン人やペリジ人の部族も住んでいて、いつ襲われるかわからない危険があったのです。
アブラムはロトと話し合うことにしました。「なあ、ロト、お互い身内同士の使用人のけんかはやめさせなければならない。伯父、甥の仲なのだから。
しかし、ヨアシュ王は答えました。「レバノンのあざみがレバノンの大きな杉の木に、『娘さんを息子の嫁にくれないか』と言っていると、通りかかった野獣があざみを踏みつけてしまったそうだ。
短気な人は愚かなことをし、 忍耐強い人をきらいます。
利口な人は腹を立てるのは愚かだと知っているので、 自分の感情を抑えます。
英雄よりも温和な者のほうがすぐれ、 軍隊を動かす指揮官よりも 自分を制する者のほうに力があります。
いったん火のついた争いごとは、 なかなか収まりません。 だから、初めから争いはしないことです。
愚か者はすぐにけんかをします。 愚か者の口は破滅のもとで、 いつも危ない橋を渡ります。
利口な人は侮辱されても、 忍耐を働かせて信用を得ます。
人をばかにする者は傲慢で、 自分が一番だと思い上がっています。
関係もないことに口出しするのは、 犬の耳を引っ張るのと同じくらいばかげています。
むしろ、互いに親切にし、心のやさしい人になりなさい。そして、神がキリストにあってあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。
しかし、もし自分にねたみや敵対心があるなら、決してその知恵をひけらかしてはいけません。それは偽善です。
あなたがたの争いは、いったい何が原因ですか。あなたがたの心にうず巻く悪い欲望から出たものではありませんか。