貧しいと、 友ばかりか兄弟にもそっぽを向かれます。 どんなに呼んでも、去った人は戻りません。
愛する者や友人たちは、 私の病気を怖がって近寄ってくれず、 家族の者さえ遠巻きにしています。
敵は、このいのちをつけねらい、 目覚めている間中、策略を練っているのです。
愛する人も、友人も、知人も、みな去って行きました。 どちらを向いても、暗闇ばかりです。
あなたは、友人たちが私を嫌って、 私のもとを去るようにされました。 私は捕らえられ、逃れることができません。
金持ちは自分の財産に頼り、 貧しい人はひたすら自分の貧困をのろいます。
貧しい人は隣近所にさえ相手にされず、 金持ちは友に不自由しません。
貧しい人は拝むようにして頼み、 金持ちは相手を軽蔑しきって答えます。
金持ちには友がたくさんできますが、 貧しい人にはだれも寄りつきません。
貧しい人を助けない者は、 自分が困ったときにも助けてもらえません。
自分の友でも父の友人でも、 彼らを大事にしなさい。 いざというとき、 遠くの親類よりあてになります。
それなのに、あなたがたは貧しい人を軽蔑したのです。あなたがたをひどい目に会わせ、裁判所に訴えるのは、裕福な人たちではありませんか。