人をさげすむ者を罰すれば見せしめになり、 知恵のある人をしかると、ますます賢くなります。
神を敬う人からのきびしい忠告は、 私を思う心から出たものです。 非難されたように感じても、 私にとって薬となるのです。 私が彼らの非難を拒絶することがありませんように。 私は、悪者どもには警戒を怠らず、 彼らの悪行に対抗して絶えず祈ります。
「賢い人には、 これらの知恵のことばの深い真理をもっと探究し、 より賢くなり、 人々を指導できるようになってほしい。」 それが彼の願いでした。
愚かな子ほど父親の忠告を見くびり、 利口な子ほど、ひと言ひと言を熱心に聞きます。
理解力ある人は一度しかれば十分です。 それは、聞き分けのない者の背を 百ぺんむち打つよりも効き目があります。
知恵のある人は聞くだけで学ぶことができます。 愚か者は、人をばかにする者が罰を受けるのを 見るまでは、学ぶことができません。
人をさげすむような者に忠告を与えても、 辛辣なことばで言い返されるだけです。 その人のことを思ってしてあげても、 恨まれるだけなので、 もうかかわらないほうがよいのです。 知恵のある人は違います。 忠告すると、前以上にあなたを愛してくれます。
そうすれば、そのことを知っただれもが、自分たちの中に恐ろしい悪の根があることに気づき、二度と同じ罪を犯さなくなるでしょう。
そのあと、町の者が息子に石を投げつけて殺します。二度と若者たちがそんな親不孝をしないように見せしめとするためです。
わたしは愛する者を絶えず訓練し、しかったり、懲らしめたりします。ですから、もし神に対して熱い心を持たなければ、わたしの罰を受けることになります。