ダビデ王の子、イスラエルの王ソロモンの教え。
ソロモンが父ダビデに代わって王となり、王国はますます栄えていました。
このように、主は約束どおりソロモンにすぐれた知恵を与え、ヒラムとソロモンの間には平和協定が結ばれました。
だがあなたに一人の子を授ける。その子の代には周囲の国と平和を保つようにするので、彼はソロモン(「平和」を意味する)と呼ばれる。わたしは彼の治世の間、イスラエルに平和と平穏をもたらそう。
また、大ぜい授かった息子の中から、特にソロモンを選び、私の世継ぎとしてくださった。
こうして、ソロモンは父ダビデの王座につき、大いに栄えたので、イスラエルのすべての民はソロモンに従うようになりました。
ダビデは年老い、財産と名誉に囲まれて死に、代わってその子ソロモンが治めるようになりました。
ソロモンの教訓。 知恵のある子を持つ人は幸せですが、 愚かな子は母親にとって悲しみでしかありません。
次にあげるソロモン王の教訓は、ユダのヒゼキヤ王(ソロモンより二百年のちの王)に仕えた人々が見つけ、書き写したものです。
ダビデ王の子で、エルサレムの王であり、「伝道者」と呼ばれたソロモンの教え。
しかし、伝道者は知恵があったので、自分の知っていることを全部人に教えました。また、さまざまの人生訓を集め、それを分類しました。
わたしはたとえを使って話しましたが、そんな必要はなくなる時が来ます。その時には、父についてはっきりと話しましょう。