しかし、恐れることはありません。そんな時は、主がエジプトの王と国になさったことを思い出しなさい。
主がどれほど大きいことをしてくださったか、 考えてみなさい。 それは、私たちが主のしもべアブラハムと ヤコブの子孫であり、選ばれた民だからです。 さあ、どのようにして敵を滅ぼしていただいたか、 思い起こしなさい。
ずっと昔、主のなさった多くの奇跡を思い起こします。
あのころのすばらしい恵みが、 いつまでも頭から離れないのです。 どうして、忘れることができましょうか。
先祖たちが、エジプトであれほど助けていただき、 すばらしい奇跡を見せていただいたのに、 神を忘れてしまったのです。
主はモーセを励ましました。「恐れるな。勝敗はもう決まっている。ヘシュボンでシホン王と戦ったように、オグ王と戦いなさい。」
そこで私は反論しました。『恐れることはない。
私たちの神、主が先頭に立って戦ってくださる。主は、エジプトでは奇跡を行い、
戦いに出て行って、自分たちよりはるかに強い大軍を目の前にしても、馬や戦車の数に恐れをなしてはいけません。エジプトから安全に助け出してくださった主がついておられます。
ヘシュボンの王シホンの国と同じようにバシャンの国を全滅させ、男も女も子どもも、一人残らず打ったのです。
完全にあなたがたの自由になるようにしてくださるので、命令どおり、必ず滅ぼしなさい。
心を強くもち、勇敢に戦いなさい。恐れてはいけません。おじけづいてはいけません。主が味方なのです。主は絶対に、あなたを裏切ったり見捨てたりなさいません。」
それから、主はヨシュアに命じて言いました。「恐れてはいけない。勇気を出しなさい。全軍を率いて、アイを攻撃せよ。勝利は目の前にある。わたしは、アイの王と全住民をあなたの手に渡す。
ギデオンは答えました。「初めてお目にかかりますが、どうか教えてくれませんか。主が共におられるのなら、なぜ、こんなことが次から次へと起こるのですか。先祖から聞かされました。主がエジプトから導き出してくださった時には、驚くべきみわざがたくさん行われたと。なのに、今はどうです。そんなみわざのかけらもないではありませんか。もう主は私たちを見捨てて、ミデヤン人にしたい放題をさせ、踏みつけられるに任せておられるのです。」