足を地面に着けようともしないほどの淑女が、愛する夫や子どもたちと分け合おうともせずに、自分の産んだ子の肉を一人で食べてしまいます。敵の包囲攻撃のために町中が恐ろしいききんに陥り、死ぬほど苦しい目に会うからです。
次に主は、高慢なユダヤの女たちをさばきます。 彼女たちは気取って歩き、鼻をつんと高くし、 くるぶしの飾り輪を鳴らし、 男の気をひこうと人ごみの中で流し目を使います。
負け知らずのバビロンよ、 下って来て、ちりの中に座れ。 栄光の日々は終わり、 おまえたちの栄華と栄誉は色あせたからだ。 カルデヤの娘よ、おまえは二度と、 優雅で美しい王妃とは呼ばれない。
あなたがたはおとめのように美しく繊細だが、 滅びる運命にあります。
心の優しい女でさえ、生き延びるために、 自分の腹を痛めた子どもを食べました。
それとも宮殿に住む王子のように、きらびやかに着飾った人に会えるとでも思ったのですか。
ふだんは優しい男でさえ、兄弟や妻はおろか子どもにまでむごい仕打ちをします。
町の中には食べる物が何もなくなり、飢えをしのぐためにわが子の肉を食べるばかりか、それを一人占めにしようとする者さえ出るでしょう。