それから、あなたの神、主の前でこう告白しなさい。『私の先祖は、エジプトへ避難したアラム人の移住者です。初めは少人数でしたが、エジプトにいる間に大きな強い国民となりました。
そうすれば、あなたを偉大な国民の父にしよう。あなたを祝福し、その名を広めて、だれ一人知らぬ者がないようにしよう。あなたによって、ほかの多くの者も祝福されます。
私の故郷に住む親類のところへ行き、嫁を見つけて来てはくれまいか。」
イサクが、パダン・アラムに住むアラム人ベトエルの娘で、ラバンの妹リベカと結婚したのは、四十歳の時でした。
このことがあってからエサウは、ヤコブのしたことを根に持つようになりました。「お父さんも先は長くはない。その時がきたら、ヤコブのやつを必ず殺してやろう。」
こうしてイサクは、ヤコブをパダン・アラムのラバンのもとへ送りました。アラム人ベトエルの子ラバンは、リベカの兄で、ヤコブの伯父に当たります。
その夜のことです。神が夢の中でラバンに現れて言いました。「ヤコブにものを言う時は気をつけなさい。かってに祝福したり、のろったりしてはいけない。」
昼は焼けつくような日ざしの中で、夜は夜で、寒さに震えて眠ることもできないままに働きました。
代金の二倍の銀を持って行きなさい。この前、袋の口にあった銀も持って行って返すのだ。あれはきっと、何かの間違いだったのだろう。
いっさいの面倒は私が見ます。ききんはまだ五年も続くのですから、もしエジプトに来なければ、一族は飢え死にするしかありません。」』私にお任せください。約束します。兄さんたちが証人です。それにベニヤミンも。
それでも私たち一族が滅びず、やがて大きな国になることができるように、神様が先に私をここに遣わされたのです。
ヨセフとその二人の息子、それにヤコブ自身を加えると、エジプトでのヤコブの一族は七十名になります。
さてイスラエルは、エジプトのゴシェンの地に住みつきました。そこで大いに繁栄し、人口も急激に増え続けていきました。
このたびは、ありがたいおことばに甘え、お国に住まわせていただこうとやってまいりました。カナンは不作続きで、もう牧草がありません。そのひどさはたいへんなものです。どうか、ゴシェンの地に住む許可をお与えください。」
ところが、いくら重労働を課しても、締めつけをきびしくしても、いっこうに効果はありません。むしろ、前よりすさまじい勢いで人が増え続けるのです。エジプト人は警戒して、
総勢七十人でした。ヨセフはみなより先にエジプトへ行っていたので、この数には入りません。
イスラエル人は多くの子どもに恵まれたので、人口は増え続け、ゴシェンの地はイスラエル人であふれ、一つの国と言ってもよいほどの勢力にふくれ上がりました。
ヤコブはアラム(シリヤ)へ逃げ、 羊の番をして妻をめとりました。
それから主はその民をエジプトから連れ出すために 一人の預言者を立て、 彼らを導き、守るようにさせました。
こうして、ヤコブと息子たちはエジプトに住み、そこで死にました。
主があなたがたを、星の数ほどに増やしてくださったからだ。
あなたがたの先祖がエジプトに行った時は七十人だったのに、今では星の数ほどにも増やされたのです。
祭司はかごを受け取り、祭壇の前に置きます。
主がこんなに目をかけられたのはなぜでしょう。あなたがたが、ほかのどの国よりも大きな民だったからでしょうか。そうではありません。それどころか、世界中で最も小さな民です。