「でも、これまでに、私が一度でもこんなことをしたでしょうか。」 「いや、なかった。」
「私をばかにしたからだ。剣があれば、切り殺してやるところだ。」
その時バラムの心の目が開き、剣を抜いて行く手に立ちはだかっている主の使いが見えました。バラムはびっくりし、その方の前にひれ伏しました。
もっともバラムは、狂った道をそれ以上進まないようにと、人間の声で語ったろばにとがめられました(民数22―24章)。