その夜、神はバラムに命じました。「彼らとともに行きなさい。だが、わたしが命じることだけをするのだ。」
そこで、わたしは彼らを放っておき、 闇の中を手探りしながら 欲望のままに暮らすようにした。
神にいどみかかるとは何事だ。 わたしは暴言を全部聞いた。 もう黙ってはいない。 おまえの鼻に鉤をかけ、口にはくつわをはめて、もと来た道を引き返させる。」
「そんなことを言ってはならない。 わたしが送り出す所どこへでも行き、 命じることはすべて語るのだ。
わたしは怒って王を与え、憤って王を取り上げた。
しかし、この前とは別のお告げがあるかもしれませんから、今夜はここにお泊まりください。」
「いや、このまま行きなさい。ただ、わたしが命じることだけを言うのだ。」 そこでバラムは一行と旅を続けました。
「何と言われましても、神様が言えとおっしゃること以外は申し上げられません。」
主はバラムに現れ、何を言ったらよいかを教えました。
「王様、私は主がお告げになったことだけをお伝えすると、最初に申し上げたではありませんか。」
主は王に伝えることを教えました。