「だめと言ったらだめだ!」王はあくまでも聞き入れません。そして警告どおり、大軍をくり出して国境の守りを固めました。
このことがあってからエサウは、ヤコブのしたことを根に持つようになりました。「お父さんも先は長くはない。その時がきたら、ヤコブのやつを必ず殺してやろう。」
使いが戻りました。エサウは四百人の供を引き連れて、出迎えに来る途中だといいます。
私は平和を愛しますが、彼らは戦いを好みます。 彼らのどなり声に、私の声もかき消されてしまいます。
主はこう言います。 「エドムは何度もくり返して罪を犯し、 わたしはそのことを忘れない。 もうこれ以上、処罰を猶予しない。 彼らは兄弟であるイスラエルを剣で追いかけ、 怒りにまかせて冷酷にふるまった。
しかしエドムの王は、すげなくそれを突っぱねました。「だめだ、許可できない。一歩でも踏み込んだら、軍を差し向けるぞ。」
これではどうにもなりません。イスラエル人は迂回することにし、カデシュからホル山へ移りました。
エドムの王に使者を送り、その領地を通過する許可を求めた。しかし聞き入れてもらえなかった。モアブの王にも同様の許可を求めたが、やはり断られ、やむなくカデシュにとどまった。
しかし王はイスラエルを信用せず、ヤハツに兵を集結させ、攻撃をしかけてきた。