あまりの苦しさに主に助けを求めると、主はひとりの御使いを遣わし、私たちをエジプトから連れ出してくださったのです。今、私たちはあなたの国との境にあるカデシュに野営しております。
イスラエル人が見ていると、はるかかなたからエジプト軍がやって来ます。彼らはだんだんスピードを増して近づいて来るのです。人々はすっかり震え上がり、主に助けを求めました。
その時、いつも人々の前を進んでいた神の使いがうしろに移ったので、雲の柱も、
わたしは、約束の地に無事にあなたがたを連れて行くため、使いを送る。
わたしは先立って神の使いを送り、カナン人、エモリ人、ヘテ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人を追い払わせよう。
今、イスラエル人がエジプト人の奴隷となってうめき苦しんでいるのが、よくわかった。そして、昔の約束を思い起こした。
私の神が御使いを送り、ライオンの口をふさいでくださったので、ライオンは何もできませんでした。それは、神の前で、私に罪のないことが認められたからです。また、王に対しても、何も悪いことをしていないからです。」
「どうか、領内を通らせてください。国境を越えるまでは、決して街道からそれたりしません。畑を踏み荒らしたり、ぶどう園に入ったり、水を飲んだりもしません。」
あるいは、恐ろしい疫病や目をみはるような奇跡を起こし、激しい戦いに勝って国々を恐れさせ、奴隷となった国民を救い出した神がほかにいますか。私たちの神は、まさにそのとおりのことをエジプトで、あなたがたの目の前でなさったのです。
神はあなたがたの先祖に目をかけ、その子孫を祝福しようとお決めになりました。だからこそ、あのような大いなる力をもって、あなたがたをエジプトから救い出されたのです。
くじによってユダ族に割り当てられた地は、その南の境界線が、エドムの北の境から始まってツィンの荒野を通り、ネゲブ地方の北端まででした。