「アロンの杖を、この事件の苦い思い出として、いつまでも契約の箱のそばに置きなさい。アロンの権威を疑う者がまた出たら、それを見せてやりなさい。そうすれば、民が不平を言っていろいろな災難を被らずにすむだろう。」主がそう命じたので、
私は、獰猛なライオンに囲まれているかのようです。 彼らは、まるで槍や矢のように鋭い歯をして、 気炎を上げています。 その舌は、まさしく剣です。
モーセはさらに、主からの指示をみなに伝えました。「記念としてマナを一オメル取っておき、主がエジプト脱出の時、荒野でどういうパンを与えてくださったか、のちの時代の人たちが見られるようにするのです。」
アロンはそのとおりにしました。すべて主が命じたとおりです。やがて、それは契約の箱に納められることになります。
天も地も、耳をすまして主の告げることばを聞きなさい。 「長い間かけて育て、世話をしてきた子どもたちが わたしに逆らった。
「ああ、イスラエルよ。 ギブアでのあの恐怖の夜以来、 ただ罪、罪、罪の連続だ。 あなたたちには全く進歩が見られない。 ギブアの者たちに戦いが襲いかかったのは当然のことだと思わないのか。
モーセとアロンはみなの前で顔を地につけ、ひれ伏しました。
「モーセとアロン、この者たちから離れなさい。わたしは今すぐこの者たちを滅ぼす。」
また、罪を犯して死んだ者たちの香炉から、火のついた香を取り出してまき散らすように言いなさい。次に、香炉を打ち延ばして一枚の板にし、それで祭壇を覆いなさい。この香炉は、わたしの前で使ったから神聖なものだ。こうしておけば、祭壇の覆いを見るたびにこの出来事を思い出すだろう。」
アロンの子孫でない者はだれも、神の前で香をたいてはならないこと、これを破ればコラと同じ目に会うことを思い出させるためでした。すべて主がモーセに命じたとおりです。
モーセはそのとおりにしました。
十二本の杖を幕屋の契約の箱の前、わたしがあなたと会う場所に置きなさい。
それを持って来て見せると、人々はあっけにとられ、ただ見つめるばかりです。それでも族長たちは気を取り直し、自分の杖を引き取りました。
そこでモーセは命じられたとおりに、聖所の奥の主の前に置いてあった杖を取り、
また、彼らのように、神に向かって文句を言ったり、「神のなさり方は不当だ」などと不平を言ってはなりません。そのために、神様は天使を遣わして、彼らを滅ぼされたのです。
これらの罪の言いわけをする者たちに、だまされてはなりません。神の恐ろしい怒りは、こういう行いをする者に容赦なく下るのです。
全く、あなたがたを知ってからというもの、主に逆らわなかった時はないと言っていいくらいです。
あなたがたは、エジプトを出てから今まで、主を怒らせ通しだったではありませんか。どんなに主に逆らい続けてきたか忘れてはなりません。
至聖所には、金の香壇と、全面を純金でおおわれた契約の箱がありました。その箱には、「十戒」を記した二枚の石の板、マナを入れた金のつぼ、芽を出したアロンの杖が納めてあったのです。
ところでエリの息子たちは、主をないがしろにする、不道徳でよこしまな者たちでした。
ところが、ダビデに同行した者たちの中には意地の悪い者もいて、口々にこう言い始めたのです。「彼らはいっしょに行かなかったのだから、戦利品の分け前をやることはない。妻子だけ返してやって、帰らせよう。」