彼らに言いなさい。『主はあなたがたが何よりも恐れていることをされる。
自分が悪くて滅びを招いたのだから、 全能者の怒りを自分でのみ尽くすべきだ。
そこで主は、彼らを荒野で殺し、
だから、わたしは激しい怒りを込めて誓った。 彼らに約束した安息の地へ、 彼らが入ることは決してない。」
わたしは主である。わたしが起こると警告することは、必ず起こる。ああ、イスラエルの反逆者たち。もう決して遅れることはない。おまえたちが生きているうちに、わたしはそのようにする。」こう神である主が言うのです。
まもなく、人々が主に対して激しく不平を言い始めました。主はそれを聞いて非常に怒り、野営地を端から焼き払おうとしました。
やがて嘆き声は、モーセとアロンへの痛烈な非難の声に変わりました。「なんてことだ。こんなことならエジプトで死んだほうがよかった。そんな国に行くくらいなら、この荒野で死んだほうがまだましだ。神様はおれたちを殺すつもりなんだ。そうなったら、妻や子は奴隷にされてしまう。さっさと引き返して、エジプトへ帰ろう。」
モーセが神の言われたことを人々に告げると、野営地中が深い悲しみに覆われました。
これには主もお怒りになりました。そのため、当時すでに大人だった者は一人も約束の地に入れなくなりました。
こうしてみると、カデシュに着いてからゼレデ川を渡るまで、実に三十八年もかかったことになります。それというのも三十八年前、すでに成人し、戦いに出られるようになっていた者が死に絶えるまでそうはならないと、主が誓われたからです。そのおことばどおり彼らは全員、罪の報いを受けました。
手を天に差し伸べ、わたしの存在をかけて誓おう。 きらめく剣をとぎすまし、敵に刑罰を下す。
四十年もの間、神の怒りを買ったのは、いったいだれでしたか。罪のために荒野で死に果てた、あのイスラエル人ではありませんか。