それを聞いた人々は、絶望的な声を上げて、夜通し泣き続けました。
おのおのの天幕で口をとがらせ、嘆き悲しみ、 主の命令を全く無視したのです。
それでもなお、人々は罪を犯し続け、 神の奇跡を信じようとはしませんでした。
このようにしてついに、エジプトの王ファラオはイスラエル人を行かせることになりました。 さて、エジプトから約束の地へ行くには、ペリシテ人の地を通るのが最も近道でしたが、神は別の道を通るようにしました。人々はエジプトを出る時、一応は武装していましたが、道中ずっとペリシテ人と戦うのはつらいことです。みな勇気を失って、またエジプトへ帰ってしまうかもしれません。そこで神は、紅海を通る荒野の道へ行かせたのです。
民はこのきびしいことばを聞いて悲嘆し、宝石や飾りを身につける者は一人もいませんでした。
昔の巨人の子孫アナク人もいるし、彼らと比べたら、私たちなど虫けら同然に見える。」
やがて嘆き声は、モーセとアロンへの痛烈な非難の声に変わりました。「なんてことだ。こんなことならエジプトで死んだほうがよかった。そんな国に行くくらいなら、この荒野で死んだほうがまだましだ。神様はおれたちを殺すつもりなんだ。そうなったら、妻や子は奴隷にされてしまう。さっさと引き返して、エジプトへ帰ろう。」
ところが、あなたがたは神様の命令に逆らい、前進したくないと言いだしたのです。
逃げ帰ったあなたがたは主に泣きつきましたが、主は耳を傾けようとはなさいませんでした。
カデシュ・バルネアでは、約束の地へ入れと命じられたにもかかわらず、怖がるばかりで少しも言うことを聞きませんでした。主が助けてくださると励ましましたが、あなたがたは、主に逆らったのです。
いっしょに行った仲間はそうではなかった。みなを震え上がらせるようなことを言って、約束の地に踏み入る勇気をくじいてしまった。だが、私はずっと主に従い続けてきた。
声がかれ果てるまで大声で泣きました。