それを拾い集め、つぶして粉にするか、臼でつくかしてから、蒸してパンを作るのです。味は油で揚げたパンのようでした。
ある日、ヤコブがシチューを作っているところへ、エサウが疲れきった様子で猟から帰って来ました。
モーセは言いました。「主が、その翌日を休息の日と定められたからだ。その日は一日、主のことだけを考えて過ごし、日常の仕事はいっさい休まなければならない。だから、今日のうちに、明日の分まで調理しておきなさい。」
この食べ物はのちに、「マナ」〔「これはいったい何だろう」の意〕と呼ばれるようになりました。コエンドロ（エジプトやパレスチナ地域に自生する一年草）の種のように白く、平べったくて、はちみつ入りのパンのような味がしました。
マナはコエンドロ（コリアンダー。セリ科の一年草で、夏、白い小さな花をつける）の種ぐらいで、白っぽい樹脂のような色をしていました。
マナは夜の間に露といっしょに降りました。
食べ物のようになくなってしまうものに心を奪われてはいけません。それよりも、永遠のいのちを手に入れる努力をしなさい。それこそ、メシヤ（救い主）のわたしが与えるものです。そのために、父なる神はわたしをお遣わしになったのです。」
