契約の箱がかつぎ上げられる瞬間、モーセは大声で祈りました。「神様、立ち上がってください。敵をみな、さんざん追い散らしてください!」
ああ主よ、どうぞ立ち上がって、 御力の象徴である箱とともに、神殿にお入りください。
救いは神から来ます。 神はご自分の民に、 なんと大きな喜びをお与えになることでしょう。
ああ主よ、立ち上がってください。 異邦の民をさばき、罰してください。 彼らがあなたに勝ち誇ったりしませんように。
だれが、盾となって 私を悪者から守ってくれるのでしょう。
主よ、目を覚ましてください。 立ち上がって、力を奮い起こしてください。 エジプトを打った昔のように、 ナイルの竜を刺し殺した時のように、 どうぞ立ち上がってください。
しかし、主を憎む者にはそうではありません。みなの見ている前で一人一人罰せられ、打ち滅ぼされます。
戦いが終わって陣営に戻ったイスラエル軍では、さっそく指導者たちが、なぜ主がイスラエルを痛めつけられたのかを論じ合いました。「契約の箱を、シロから運んで来ようではないか。それをかついで出陣すれば、主は必ず敵の手からお守りくださるだろう。」