しかし、アッシリヤの王ティグラテ・ピレセルは、アハズ王を助けるどころか、かえって悩ますことになりました。
ペカが王位にある時、アッシリヤの王ティグラテ・ピレセル(プル)が攻めて来て、イヨン、アベル・ベテ・マアカ、ヤノアハ、ケデシュ、ハツォル、ギルアデ、ガリラヤ、ナフタリの全土を占領し、住民を捕虜として連れ去りました。
こうして、イスラエルにアッシリヤ軍がなだれ込み、三年の間、首都サマリヤを包囲しました。
そこで神は、ティグラテ・ピレセル三世として知られるアッシリヤの王プルにこの地を侵略させ、ルベン族とガド族、それにマナセの半部族を捕囚として引いて行かせました。彼らはハラフ、ハボル、ハラ、およびゴザン川に移され、今なお、そこにとどまっています。
バアルの子はベエラ。ベエラはルベン族の長で、アッシリヤの王ティグラテ・ピレセルの捕囚として引いて行かれました。
王の手紙にはこう書かれていました。「アブラハム、イサク、イスラエル(ヤコブ)の神、主に立ち返りなさい。そうすれば主は、アッシリヤの王たちの支配から逃れた私たちのところへ帰って来てくださる。
あなたがたは言います。 「とんでもないことだ。 さっそくエジプトの力を借りよう。 足の速い軍馬を提供してくれるはずだ。」 しかし実際に見るのは、 あなたがたを追いかける敵の速さだけです。
しかし、ファラオをあてにすれば失望し、 屈辱を受け、恥がもたらされることは間違いない。 彼にはおまえたちを救う力などないからだ。
しかし安心はできません。やがて、あなたとあなたの民とあなたの父の家に、恐ろしいのろいが下ります。ソロモンの王国がイスラエルとユダに分かれて以来、一度もなかった恐怖が襲います。アッシリヤの大王が大軍を率いて押し寄せるのです。
その日には、 あなたが援軍として雇ったアッシリヤ人は、 神の手に握られた かみそりとなり、土地も作物も人も、 あなたがたのものを全部そり落とします。
おまえたちは、ここかしこと飛び回り、 次々と同盟国を乗り換え、助けを求めて歩き回る。 だが、そんなことをしてもむだだ。 おまえたちの新しい友人、エジプトは、 かつてのアッシリヤのように、おまえたちを見捨てる。
わたしがおまえたちの頼りにしている者を退けるので、 おまえたちは両手で顔を覆い、 失望のあまりしゃがみ込んでしまう。 たとえ彼らの助けがあったにしても、 うまくいくはずはない。
あなたは、アッシリヤ人とも密通した。次から次へと新しい神々を見つけても、まだ満足できないようだ。アッシリヤ人と密通してもまだ飽き足りず、
エフライムとユダが自分たちの病状を知ると、 エフライムはアッシリヤの大王に頼ろうとする。 だが、大王は助けることも、治すこともできない。