そこでアマツヤは、雇い入れた兵士たちを郷里のエフライムに帰しました。このことで、彼らは侮辱されたと思い、ひどく腹を立てました。
しかし、イスラエルの人々は収まりません。「われらイスラエルには十部族もあり、あなたがたの十倍も王に対しては権利を持っているのだ。それなのに、どうして、われらを呼ばなかったのだ。そもそも、今度の王位返り咲きを言いだしたのは、われわれではないか。」こうして言い争いが続き、ユダ側も激しく応酬しました。
王は勇気を出し、軍を率いて塩の谷へ行き、そこでセイルから来た一万人を打ちました。
アマツヤは泣き言を言いました。「あの兵士に払った金が惜しい。金のことはどうしたらよいだろう。」 「神様は、それ以上のものをあなたに与えることがおできになります。」
短気な者は争いの種をまき散らし、 いつもめんどうに巻き込まれます。