完全武装した彼らは、神殿の正面の端から端までと、外庭にある祭壇の回りを囲みました。
すでに武器を手にしていた宮殿の近衛兵たちは、神殿の正面に向かって立ち、ヨアシュの隠れ場所に近い、祭壇の回りを囲みました。
それから、幼いヨアシュ王子を連れ出して王冠をかぶらせ、その手にモーセの律法の写しを渡し、彼が王であることを宣言したのです。エホヤダとその子たちが王に油を注いだ時、「王様、ばんざーい!」という叫びが、いっせいに起こりました。
エホヤダは、隊長たちに、神殿に保管してあったダビデの槍と盾を支給しました。
王は祭壇の前の、外庭の中央にすえられた五キュビト(二・二メートル)四方、高さ三キュビト(約一・三メートル)の青銅製の台の上に立っていました。王は語り終えると、人々が見守る中でひざまずき、両手を天に差し伸べ、こう祈りました。
入口の前に、焼き尽くすいけにえ用の祭壇を置く。
互いに群がることもなく、整然と行進する。 どんな武器も、彼らを止めることができない。