シリヤ軍の戦車隊は、王服を着たユダの王ヨシャパテを見つけると、彼こそ目あてのイスラエルの王に違いないと思って襲いかかりました。ヨシャパテは大声で主に助けを求めました。それで主がシリヤ軍の戦車隊に人違いだと気づかせたので、彼らはヨシャパテ王から離れました。
ひたすら神に信頼したので祈りが聞かれ、ハガル人とその連合軍をみごとに打ち破ることができました。
一斉にときの声を上げました。すると、戦いの流れがイスラエルからユダに変わりました。
王は主に叫び、祈りました。「ああ、主よ、私たちを救えるのはあなただけです。私たちはこの大軍を前にして、あまりにも無力です。主よ、どうかお助けください! あなただけに頼り、主の御名によって、この大軍に向かいます。ただの人間にあなたを負かすようなことはさせないでください。」
一方、シリヤの王は、このような指示を戦車隊に与えていました。「目標はイスラエルの王ただ一人だ! ほかのだれにも手を出すな!」
イスラエルの王でないとわかったので、すぐに追うことをやめたのです。
神はペリシテ人との戦いだけでなく、グル・バアルのアラビヤ人との戦い、メウニム人との戦いでもウジヤ王を助けました。
ペルシヤ王クロスの治世の元年に、主はエレミヤの預言を実現するために、クロス王の心を動かし、彼によって帝国中に公文書をもって次のようなおふれを出させました。
ああ、私たちが代々信じてきた神はすばらしい方です。主は王に働きかけ、エルサレムの神殿は美しさを取り戻しました。
主よ、どうか私の祈りを聞き入れてください。神様を敬うことを喜びとする者の祈りに、耳を傾けてください。王のもとに行き、嘆願をしますので、どうかお助けください。王が寛容な処置をしてくれるよう、王の心に働きかけてください。」当時、私は王の献酌官(王に酌をする重要な官吏)をしていました。
敵は私を亡き者にしようと図り、 あらゆる手を打って攻めてきましたが、 主はいつも助けてくださいました。
主の使いは敬虔な人を守り、 救い出してくれるのです。
神は私たちの隠れ家、また力、 苦難にあえぐときの確かな助けです。
天の軍勢の主は、確かに私たちの味方です。 ヤコブの神であるこのお方が、 駆けつけて助けてくださいました。
私は神への信頼を失いません。 ああ、神のすばらしいお約束! 人間ごときが何をしかけてこようと、私は恐れません。 そうです、神は約束を守ってくださるのです。
もし主の助けの手が差し伸べられなかったら、 今ごろ私は死んでいたことでしょう。
イスラエル人が見ていると、はるかかなたからエジプト軍がやって来ます。彼らはだんだんスピードを増して近づいて来るのです。人々はすっかり震え上がり、主に助けを求めました。
主を喜ばせようとすれば、 その人の最大の敵も、主が味方に変えてくれます。
灌漑の水が流れ込むように、 主は王の心を思いのままに動かされます。