マキルの妹モレケテは、イシュホデ、アビエゼル、マフラを産みました。
ウラムの子はベダン。以上はギルアデの子、マキルの孫、マナセのひ孫です。
シェミダの子はアフヤン、シェケム、リクヒ、アニアム。
それで、ヨルダン川の西側の地は、アビエゼル、ヘレク、アスリエル、シェケム、シェミダ、ヘフェルの各氏族に割り当てられることになりました。
ある日、主の使いが現れ、アビエゼル人ヨアシュの農地内にあるオフラの樫の木の下に座っていました。ヨアシュの子ギデオンは、酒ぶね〔ぶどうを絞ってぶどう酒を作るために、岩に掘られた箱形の穴〕の中で小麦を打っていました。ミデヤン人から身を隠していたのです。
ギデオンはそこに祭壇を築き、「主との平和の祭壇」と名づけました。この祭壇は、今もアビエゼル人の地オフラにあります。
すると、主の霊がギデオンをとらえたので、ギデオンが召集ラッパを吹き鳴らすと、アビエゼルの男たちが結集しました。
「あなたがたには、神様がちゃんと、ミデヤンの将軍オレブとゼエブを捕らえさせてくださったではないですか。それに比べたら私のしたことなど取るに足りません。この戦いの最後を飾ったのはあなたがたですよ。そのほうが、戦いをしかけるよりも大仕事だったのではありませんか。」ギデオンの答えに、彼らはようやく怒りを収めました。