いつも春になると戦いが始まりましたが、翌年の春、ヨアブはイスラエル軍を率いて、アモン人の町や村を襲撃し、片っぱしから占領しました。さらにラバの町を包囲し、ダビデ王がエルサレムにとどまっている間に、これも攻め落としました。
翌年の春になると、再び戦いが始まり、ダビデはヨアブの率いるイスラエル軍を送り込んで、アモン人壊滅を計りました。イスラエル軍はたちまちラバの町を包囲しましたが、ダビデ自身はエルサレムにとどまっていました。
マハナイムに着いたダビデを温かく迎えたのはアモン人で、ラバ出身のナハシュの息子ショビと、ロ・デバル出身のアミエルの息子マキル、それに、ログリム出身のギルアデ人バルジライでした。
そののち、あの預言者がアハブ王に近づいて来て、「シリヤ王の二度目の襲来に備えなさい」と忠告しました。
翌年、ベン・ハダデはシリヤ軍を動員し、再びイスラエルと戦うためにアフェクに向けて進軍しました。
こうしてエリシャは死に、葬られました。そのころ、毎年春になると、モアブの略奪隊がこの国に侵入して来ました。ある時、友人を葬ろうとしていた人々が略奪隊を見つけ、あわてて死体をエリシャの墓に投げ込んで立ち去りました。すると、どうでしょう。死体がエリシャの骨に触れたとたん、その人は生き返り、自分の足で立ち上がったのです。
それを見たハダデエゼル王の軍は降伏し、ダビデ王に隷属する者になりました。これにこりたシリヤは、二度とアモン人を助けようとはしませんでした。
炉の火を吹き起こして武器を作る者は、 わたしが造った。破壊する軍隊も、わたしが造った。
「主よ、人々があなたに聞きたいと思うようになるまで、どのくらいの年月が必要でしょうか」と私が言うと、主は答えました。 「町々が破壊され、住む者もいなくなり、 国中が荒れ果て、
わたしはラバの町をらくだの牧場とし、アモン人の住む全地を羊の放牧地として荒れるにまかせよう。その時、おまえはわたしが神であることを知る。」
だから、ラバの城壁に火を放ち、 とりでと宮殿は灰となる。 嵐の時のつむじ風のように、 戦いのものすごい叫び声が上がる。
――バシャンの王オグは、巨人レファイムの最後の生き残りでした。彼が使ったベッドがアモン人の町ラバの博物館に保存されていますが、鉄製で、長さがなんと四メートル半、幅は一・八メートルもあります。――