ガド族で評判の勇士たちも、荒野にいるダビデのもとに集まりました。彼らは盾と槍の名手で、「かもしかのように足が速く、しかもライオンのような顔をした人々」でした。その長はエゼル。第二はオバデヤ。第三はエリアブ。第四はミシュマナ。第五はエレミヤ。第六はアタイ。第七はエリエル。第八はヨハナン。第九はエルザバデ。第十はエレミヤ。第十一はマクバナイ。
ああ、サウルもヨナタンもどれほど愛され、 どれほどすぐれた人物であったことか。 生死を共にした彼ら。 鷲よりも速く、獅子よりも強かった。
そうなると、どんなに勇敢な者でも、たとえライオンのように強い勇士でも、ひるむでしょう。何しろ、イスラエルの者はみな、お父君が偉大な勇者であり、その兵士たちも武勇にすぐれていることを知っておりますから。
ヨアブの兄弟アビシャイとアサエルも、戦いに参加していました。かもしかのように足の速いアサエルが、
このほか、エホヤダの子でベナヤというカブツェエル出身の勇士もいました。ベナヤは、モアブの豪傑二人を倒しました。ある時は、つるつるに凍った雪道にもかかわらず、ほら穴に下りて行き、中にいたライオンを殺しました。
その時、ダビデは要塞におり、ペリシテ人の前哨部隊はベツレヘムを支配していました。
カブツェエル出身の偉大な勇士を父に持つベナヤは、名うてのモアブの巨人二人を殺しました。また、ある雪の日に、すべりやすいほら穴に降りて行って、ライオンをしとめました。
ほかに、ベニヤミンとユダの各部族からも、ダビデのもとへ集まった人々があります。
それから王は、軍を再編成し、ユダとベニヤミンの各氏族に指導者を立てました。人口調査をしてみると、槍と剣の使い手として訓練された二十歳以上の兵士が三十万人いることがわかりました。また王は、銀百タラント(三千四百キログラム)を払って、十万人の訓練された兵士をイスラエルから雇いました。
悪者は追われもしないのに逃げ回りますが、 神を恐れる人に怖いものはありません。
鹿が猟をする者の手を逃れ、 鳥が網から逃れるように、うまく逃れるのです。
愛する方、早く来て、険しい山の上のかもしかや、 若い雄鹿のようになってください。」
馬と戦車、それに無敵を誇るエジプト兵たちよ、 さあ、来なさい。 盾を取り、弓を引きしぼるエチオピヤ、 プテ、ルデの人たちも来るがいい。
今やダビデは、ジフの山地の荒野にあるほら穴に住む身となったのです。ある日、ダビデはホレシュの近くで、サウル王が自分を捜し出して殺そうとジフに向かっているという報告を受けました。王は来る日も来る日もダビデを捜し回っていましたが、神は見つからないようにダビデを守りました。
ダビデはそこから上って行って、エン・ゲディのほら穴に住みました。
ダビデはそれを約束しました。サウルは自分の家に帰って行き、ダビデは部下を従えてほら穴に戻りました。