エブス人は彼らが町に入ることを断ったので、ダビデは、のちにダビデの町と呼ばれるようになったシオンの要塞を占領しました。その時、ダビデはイスラエルの指導者に、「真っ先にエブス人を殺した者をかしらとしよう」と約束しました。ツェルヤの子ヨアブが真っ先にエブス人を殺し、ダビデの軍隊の将軍になりました。
ダビデは、このシオンの要害をダビデの町と呼び、自身の本拠地に定めました。ついで町の旧ミロ地区から北側に、現在のエルサレムの中心部に向かって城壁を築きました。
それをダビデの町へ移すことを中断し、ガテ出身のオベデ・エドムの家に預けることにしました。
そのことを聞いたダビデは、大いに祝って、神の箱をオベデ・エドムの家からダビデの町へ運ぶことにしました。
ソロモン王は、イスラエルの部族や氏族の長をみなエルサレムに集めました。契約の箱を、ダビデの町シオンにある幕屋から、神殿に運び入れるためでした。
ダビデとイスラエルの指導者たちは、エブスとも呼ばれていたエルサレムへ行きました。そこには、その地の住民エブス人が住んでいました。
以来、ダビデはこの要塞に住んだので、エルサレムのこの一角が、ダビデの町と呼ばれたのです。
王はイスラエルの部族と氏族の長を全員エルサレムに召集し、契約の箱を、シオンと呼ばれるダビデの町の幕屋から新しい神殿に移しました。
都の門のそばでは、 裁判官が人々の論争を裁いています。
ああ主よ。 あなたはエルサレムを住まいとしてお選びになり、
主は言われます。 「これがわたしの選んだ王だ。 わたしは彼を、わたしの聖なる都エルサレムで即位させた。」
なんと栄光に満ちた光景でしょう。 都の北に、ひときわ高くそびえ立つ シオンの山をごらんなさい。 そこは偉大な王の住まいで、 世界中の喜びの源泉です。
ユダ族を選んで、シオン山をいとおしまれました。
しかし、いつの日か、エルサレムの生まれであることが 最高の栄誉となる日が訪れます。 あらゆる神々にまさる神が、格別この都に目をかけ、 祝福してくださるからです。
エルサレムに住まわれる神に、 賛美の歌をささげよう。 世界中の人に、 永久に忘れ去られることのない 神のみわざを伝えよう。
このことについて、神は次のように警告しておられます。 「わたしはユダヤ人の通り道に、一つの岩を置く。 多くの者が、それ(イエス)につまずくであろう。 しかし、この方を信じる者は、 決して失望させられることがない。」(イザヤ28・16)
しかしあなたがたは、シオンの山に近づいているのです。そこは生ける神の都、天にあるエルサレムであり、無数の天使たちが楽しげに集う所です。
それから私は、エルサレムのシオンの山の頂に立っている、小羊の姿を見ました。また、そのそばに、額に小羊と小羊の父の名とが刻まれている、十四万四千人の人たちがいるのを見たのです。
しかし、今度ばかりは耳を貸さず、彼らは出立し、日暮れまでに、エブスとも呼ばれたエルサレムの近くまで来ました。
ダビデは、ほんとうの話かどうか、そばにいる人たちに確かめようと尋ねました。「あのペリシテ人を倒して、イスラエルへの悪口雑言をやめさせた者には、何をしていただけるのでしょうか。全く、生ける神様の軍をなぶりものにするなんて! いったい、あの、神様を知らないペリシテ人は何者ですか。」
ライオンも熊も、こうしてやっつけてきました。あの、神様を知らないペリシテ人だって、同じ目に会わせてやります。生ける神様の軍をばかにした男ですから。