周囲のすべての敵から救い出してくださった彼らの神、主を、もう心に留めようとはしなかったのです。
しかも、天から降って来た火は、 悪者どもを焼き尽くしたのです。
エジプトと紅海のほとりで 大きな奇跡をなさった神の顔に、 彼らは泥を塗ったのです。
先祖たちが、エジプトであれほど助けていただき、 すばらしい奇跡を見せていただいたのに、 神を忘れてしまったのです。
神の力も愛も忘れ、 どのようにして敵の手から 救い出していただいたかも忘れました。
若い日を夢中で楽しむあまり、あなたの造り主を忘れてはいけません。生きていることを楽しむ余裕などない逆境の時が来る前に、神を信じなさい。
どうして、いとも簡単に 神を捨てることができるのか。 おとめは、自分の大切な宝石を忘れはしない。 どんな花嫁も、 結婚衣装を隠すような愚かなまねはしない。 ところがどうだ。 わたしの民は、最も貴重な宝であるわたしを、 長い間忘れたままでいる。
わたしが見せなかった夢を得々と説明して、バアルの偶像礼拝に転向していった先祖のように、わたしの民にわたしを忘れさせようとしている。
そこで彼女のぶどう畑を返し、 アコル(『苦しみ』の意)の谷を、望みの門に変えよう。 彼女はそこでわたしに答え、 喜びにあふれて歌うようになる。 まだ彼女が若かったころ、 わたしが彼女をエジプトの奴隷から 解放した時のように。
気をつけなさい。神様がしてくださったことを忘れてはいけません。これから先もずっと、神のなさったみわざを思い出しなさい。子どもにも孫にも、すばらしいみわざについて話してやりなさい。
このように彼らは、彼らの神、主を裏切って、主の目に悪を行い、バアルやアシェラなどの偶像を拝んだのでした。