ゼバフとツァルムナはギデオンに懇願しました。「あなた自身が手を下してください。われわれも、あなたのような大人に殺されたほうがいい。」そこで、ギデオンがとどめを刺し、二人のらくだの首にかけてあった飾りをはずしました。
ああ神よ、私たちが祈っているのに、じっと黙って、 何もしないでいることがありませんように。 祈りに答え、救い出してください。
権力者の貴族たちには、 オレブとゼエブのような死に方をさせてください (士師7・25参照)。 また高官たちも、 ゼバフとツァルムナのように葬り去ってください (士師8・21参照)。
この二人は、「神の牧場をそっくり頂いて、 われわれのものにしよう」と企んだ連中です。
彼女たちはもう二度と、これ見よがしに外を歩けません。美しい化粧や装飾品、
それから、ヨシュアは五人の王を次々に打ち、死体を五本の木にかけて、夕方までさらしました。
その間、人々は苦しさのあまり自殺をはかりますが、どうしても死にきれません。どんなに死にたいと願っても、死は逃げて行くのです。
「われわれはおまえを捕まえてペリシテ人に引き渡そうとやって来たのだ。」 「わかった。ただし、私を殺さないと約束してくれ。」 「もちろんだ。」 こうしてサムソンは、二本の新しい綱で縛り上げられ、引き立てられました。
ギデオンは長男エテルに、二人を殺すように命じました。しかし、エテルはまだ少年だったので、恐ろしくて剣を抜くことができません。
その時、イスラエルの人々は叫びました。「ばんざい!あなたもご子息も、子々孫々に至るまで私たちを治めてください。あなたが私たちをミデヤン人からお救いくださったのですから。」
集まった金の耳輪は全部で千七百シェケル(約二十キログラム)にも上りました。このほかにも、投げ込まれた三日月形の飾り、垂れ飾り、王衣、らくだの首飾りなどがありました。
「殺してくれ!」苦しむアビメレクは、よろい持ちの若者に向かってうめきました。「女の手にかかって死んだなど言われてたまるか。」ほかにどうしようもなく、その若者は剣でアビメレクを刺し通しました。これがアビメレクの最期でした。
なお、射手たちはサウルをねらい打ちにし、ついに致命傷を負わせました。王は苦しい息の下から、よろい持ちの護衛兵に言いました。「あの、神を知らぬペリシテ人に捕らえられて恥辱を受けるより、いっそ、おまえの剣で殺してくれ。」しかし、よろい持ちが恐れてためらっていると、王は自分の剣を取り、その切っ先の上にうつ伏せに倒れ、壮烈な最期を遂げました。
王の死を見届けると、よろい持ちも、自ら剣の上にうつ伏せに倒れて殉死しました。