ところがシセラだけは、ケニ人ヘベルの妻ヤエルの天幕に逃げ込みました。ハツォルの王ヤビンとヘベルの一族との間は友好関係にあったからです。
主は、おごり高ぶった人々をさげすみ、 権力者に廃墟をさまよわせます。
彼らの喜びはなえて、不安にとらわれますように。
自分を鼻にかけすぎるとたたかれ、 謙遜にしているとほめられます。
そのような者に平安はない。」 こう神は語ります。
その日には、どんなに勇敢で力のある者も、 武器を捨てて、いのちからがら逃げる。」 神、主がこのように語ったのです。
バラクの軍隊は、敵兵と戦車をハロシェテ・ハゴイムまで追いつめ、ついに打ち滅ぼし、生き残った兵は一人もいませんでした。
ヤエルはシセラを迎えに出て、「まあ、シセラ様、どうぞお入りくださいませ。ここならもう安心、ご心配には及びません」と言いました。そして天幕に入ったシセラに、毛布をかけて休ませました。
祝福あれ、ケニ人ヘベルの妻、ヤエルに。 天幕に住む女のうち、 彼女ほど祝福された者はない。
シャムガルの日々に、ヤエルの日々に、 街道は荒れ果て、 旅人は細いわき道を通った。