しかし、ギブアを守っていたベニヤミン軍が不意に襲いかかり、その日のうちに二万二千人のイスラエル兵を倒したのです。
ベニヤミンはほえたける狼だ。明け方には敵を食い荒らし、夕べには戦利品を分け合う。」
しかも、ユダとエルサレムから連れて来た人々を奴隷にしようとしている。そうやって、あなたがた自身も主に罪を犯しているのではないか。
最強の軍備を誇る軍隊でも、 王を救えるわけではありません。 力だけでは、誰ひとり救うことはできません。 勇ましい軍馬も、勝利を保証してはくれません。 力が救いとはならないのです。
あなたの道は海の底に敷かれていました。 そんな所に道があろうとは、 誰ひとり知らなかったのです。
神の怒りの火は燃えさかり、 イスラエルの民は虫けらのように殺されました。
神よ。これまでどんな問題にも、 あなたはいつも正義をもって答えてくださいました。 しかし今度は論じ合いたいのです。 どうして、悪人がこんなに栄えているのですか。 どうして、心の曲がった者が こんなにも幸福なのですか。
「ああ、イスラエルよ。 ギブアでのあの恐怖の夜以来、 ただ罪、罪、罪の連続だ。 あなたたちには全く進歩が見られない。 ギブアの者たちに戦いが襲いかかったのは当然のことだと思わないのか。
戦争中、陣営内の男子は身をきよく保たなければなりません。夜、夢精で身を汚した者は陣営を出て、
イスラエル軍は主の前で夕方まで泣き続け、再び伺いを立てました。「私たちは、同胞ベニヤミンとまだ戦うべきでしょうか。」 「戦いなさい」という主の答えが返ってきました。イスラエル軍は奮い立ち、翌日も、同じ場所で戦おうと出陣しました。
ところがこの日も、剣の使い手一万八千人を失うはめになったのです。