ミカは答えました。「『どうしたのだ』とは、しらじらしい。私の神々から祭司まで、いっさいがっさい持ち出しておきながら。家が空っぽになっているではないか!」
それにしても合点がいかないが、いくら故郷が恋しくて帰りたかったとはいえ、私の守り神の像まで盗むことはないだろう。」
盗んだ張本人ラケルのテントです。彼女は像をらくだの鞍の下に押し込み、その上に座りました。これでは、いくらしらみつぶしに捜しても見つかるはずがありません。
これを激しく怒った主は、預言者を送って、きびしく王を問いただしました。「あなたの手から自分の民を救い出せなかったような神々を、なぜ拝むのか。」
そのようなものを作ったり、 拝んだりする者たちは、偶像と同じくらい愚かです。
そればかりか、水の補給さえなくなる。 どうして、このようになるのだろうか。 国中に神々の像が立ち、 民が熱心に偶像を慕っているからだ。
神に比べたら、人間は愚かな獣で、 一かけらの知恵もありません。 金細工人は偶像を作るたびに、 ますます良心が鈍くなります。 偶像には、いのちのしるしである息がないのに、 それを作るたびに神ができたと言って、 うそをつくからです。
ところが、ご存じのように、あのパウロとかいう男が、手で造ったものは神じゃないなどと不届きなことを言って、大ぜいの人にふれ回っているのです。おかげで、こちらの売り上げはがた落ちです。エペソばかりか、この地方全体がそうなのです。
世の王たちはこの女とみだらな関係を結び、世界中の人々も、この女の不品行のぶどう酒に酔いしれました。」
「私は今、主からほんとうに祝福していただいた。正真正銘の祭司がいるのだから」と、彼は感激して言いました。
大声で言いました。「待ちなさい!」 「いったいどうしたのですか。ずいぶんものものしいですが。」
「何ですと? もっと気をつけてものを言ってほしいな。でないと、腹を立てた連中が、あなたがたを皆殺しにしかねませんよ。」