ミカは、「どちらからお越しですか」と尋ねました。 「ユダのベツレヘムから参った祭司です。どこか住むのによい所はないものかと、旅しております。」
「よろしければ、ここにとどまってください。私どもの祭司になっていただきたいのです。毎年、銀十枚と新しい衣服ひとそろい、それに生活費いっさいを面倒みて差し上げますよ。」 若者は同意し、ミカの家族同様の扱いを受けました。
ある日、ユダのベツレヘム出身の若い祭司が、安住の地を求めてエフライム地方にやって来ましたが、道中、ふとミカの家の前で立ち止まりました。