Biblia Todo Logo
相互参照
- 広告 -



士師記 14:17

リビングバイブル

そう言われても彼女は、残りの祝宴の間中もサムソンのそばで涙にくれ、「教えて」とせがみ続けました。七日目、彼はとうとう種を明かしてしまいました。彼女がそれを客の若者たちに教えたことは言うまでもありません。

この章を参照 コピー

13 相互参照  

言われてみれば、そう思えないこともありません。それに、その実はとてもきれいで、おいしそうなのです。「あれを食べたら何でもよくわかるようになるんだわ。」女はそう思いながら見ていると、もう我慢できなくなり、とうとう実をもいで食べてしまいました。そばにいたアダムにも分け与えたので、彼もいっしょに食べました。

それを見て、妻がそそのかしました。「こんなひどい仕打ちをされても、まだ神を大切にするのですか。いっそ、神をのろって死んでしまったほうがいいのではないかしら。」

女が巧みにくどくので、 若者はとうとう甘いことばに負けてしまいました。

「彼らは舌を弓のように曲げ、不真実という矢を射る。 正しいことには縁もゆかりもない者で、 悪から悪へと進み、わたしのことなど いっこう心に留めない」と、主は言います。

だれも信用するな。 親友も、妻でさえも。

しかし、友達だからというのでは何もしてくれなくても、しつこく戸をたたき続けるなら、その根気に負けて、必要な物を出してくれるでしょう。

そうまで言われては、夫に泣きすがるほかありません。「いったい、あなたは私を愛してくださっているの? 村の人たちになぞをかけておいて、私にも種明かしをしてくださらないなんて……。」 「両親にも教えてないんだから、おまえにだって話せないよ。」

七日目の日没前、彼らはサムソンに答えました。「はちみつよりも甘い物は何か。ライオンよりも強いものは何か。」 サムソンは憤然として言い返しました。「私の若い雌牛で耕さなかったら、このなぞは解けなかっただろう。」

「また私をばかにして、とんでもないでたらめを言ったのね。ねえ、お願い。ほんとうのことを教えて。どうしたらあなたを縛り上げることができるのか。」 「ああ、わかったよ。私の髪を、おまえの機に織り込んでみるんだな。」

寝ても覚めても彼女がせがみ続けるので、サムソンは死ぬほどつらくなって、ついに秘密を打ち明けました。「実は、私の頭にはかみそりが一度も当てられたことがないんだ。私は生まれる前から神にささげられたナジル人だから。もし髪がそり落とされたら、私の力もおしまいさ。ほかの人と同じになるんだ。」

そこでデリラはサムソンに、力の秘密を打ち明けてほしいと頼みました。「ねえサムソン、どうしてそんなに強いの。教えてちょうだい。だれかがあなたを捕まえるなんて、できっこないわよね。」




私たちに従ってください:

広告


広告