いったい、あなたがたはモアブの王バラクより偉いつもりか。バラクはイスラエルに打ち負かされたあと、土地を取り返そうとしたか。もちろん、しなかった。
わたしの民よ、忘れたのか。 モアブの王バラクが、ベオルの子バラムにのろわせて、 あなたを滅ぼそうとした時のことを。 わたしはバラムに、あなたをのろうどころか、 かえって祝福させたのだ。 このように幾度も、あなたに好意を示した。 シティムやギルガルで起こったことも、 そこであなたを祝福したことも、 みんな忘れてしまったのか。」