そのころアモン人の軍がギルアデに集結し、ミツパに陣を敷いたイスラエル軍を攻撃しようとしていました。
ミツパ〔「見張りの塔」の意〕とも呼ばれました。ラバンがこう言ったからです。「お互い遠く離れていても、この約束を守れるように、神様が見張ってくださるように。
つまり、ヘシュボンからラマテ・ハミツパおよびベトニムまで、マハナイムからデビルの境界まで広がっていました。
途方にくれたギルアデの指導者たちは、「いったいだれが、私たちを率いてアモン人と戦ってくれるのか。その役を買って出る者こそ私たちの王だ」と話し合っていました。
こう言われて、エフタも気を変え、彼らの願いどおり総指揮官となり、彼らのかしらになりました。この契約は、人々がミツパに集まった時、主の前で結ばれました。
その時、主の霊がエフタに下りました。エフタは兵を率いてギルアデとマナセの地を通り、ギルアデのミツパからアモン軍を攻撃しました。
エフタが家に戻った時、なんと彼のひとり娘が家から出て来て、大喜びでタンバリンを鳴らし、踊りながら駆け寄って来ました。
そんな時、アモン人がイスラエルに宣戦布告してきたのです。
指揮官としてアモン人と戦ってくれるように頼みました。
それを見て、サムエルは言いました。「全員、ミツパに集合しなさい。あなたがたのために主に祈りましょう。」