主は容赦なく、イスラエル中の家を倒し、 怒りにまかせて、すべての要塞と城壁を壊しました。 この国を、支配者もろとも地にたたきつけたのです。
「そうか。おまえは、わたしのしもべヨブの態度を見たか。ヨブは世界で一番の人格者だ。神を敬い、いっさいの悪から遠ざかっている。おまえは、わたしをそそのかして、理由もないのに彼に危害を加えた。ところが、あの信仰深さはどうだろう。」
主が姿を現されると、御前から出る激しい火が、 彼らをたちどころに滅ぼします。 その子らも共に倒されます。
こともあろうに、あなたの聖所に火を放ちました。 彼らは、 「さあ、神の名残をとどめるものを一掃しろ」 と叫びながら、国中を駆け巡り、 礼拝するための集会場を焼き払いました。
ああ、胸の張り裂けそうな悲しみの日。 天の軍勢の主が与える混乱と恐怖の日。 エルサレムの城壁はくずれ落ち、 山々に断末魔の叫びがこだまします。
天の軍勢に命令を下す主が、 その思い上がりをたたきのめし、 人間の偉大さなど取るに足りないことを示そうと、 このようにしたのです。
モアブの高い城壁はくずれ落ち、 ただの土くれになります。
主は思い上がった者を辱め、 横柄な町をひざまずかせ、城壁をくずします。
私の国民は枯れ枝のように折られ、 猟師用のたきぎになります。 彼らは鈍い民で頭の回転が遅く、 思考力に欠けています。 それは神に背いているからです。 だから、彼らをお造りになった方は、 少しもあわれみをかけません。
それで、わたしは祭司たちを免職し、 イスラエルを滅ぼし、 彼らを辱しめられるままにしておいたのだ。」
バビロンよ、わたしはイスラエルを怒って おまえの手に渡し、少しばかり罰しようとした。 ところがおまえは、少しも手かげんしなかった。 それどころか、老人にまでも重い荷を負わせた。
父と息子をいがみ合わせる。少しもあわれむことなく、徹底的に滅ぼす。」
イスラエルの神である天の軍勢の主のことばだ。「わたしはこの町と周囲の町々に、約束どおり災いを下す。おまえたちが強情を張り、わたしのことばを聞こうとしなかったからだ。」
ゼデキヤ王も町に残っている者も、バビロンのネブカデネザル王の手に渡す。彼らは少しもあわれみをかけられることがなく、家畜のように殺される。
ぶどう園へ行き、 手当たり次第ぶどうの木を引き抜け。 だが、ごくわずかの木は残しておくのだ。 枝を切り落とせ。主のものではないからだ。」
しかし、このようにしたのは主です。 主は、警告どおりのことをしたのです。 ずっと前から決めていた エルサレムを破壊するという約束を実現させたのです。 容赦なくエルサレムを滅ぼし、 敵がこの町のことで喜び、 自分たちの力を自慢するように仕向けたのです。
老人も幼い者も、男も女も、 敵の剣にかかって路上に倒れています。 主よ。あなたが怒って無慈悲に殺したのです。
主は、敵のようになって、 イスラエルを地上から抹殺し、 その要塞と宮殿を破壊しました。 こうして、悲しみと涙が エルサレムの受ける分となったのです。
主よ。あなたは怒って私たちを追いつめ、 容赦なく打ちました。
あなたに約束する。偶像や忌まわしいいけにえによってわたしの聖所を汚したからには、あなたを惜しんだり、あわれんだりしない。
わたしはあなたから目を背け、あわれんだりはしない。とことんまで罰する。そうすれば、わたしが主であることを、あなたがたは知るようになるだろう。」
それで、わたしも激しい憤りをもって彼らをあしらう。少しもあわれまず、惜しみもしない。彼らがあわれみを求めて叫んでも、耳をふさいでいよう。」
だから、わたしは彼らを惜しまず、あわれみもしない。彼らがしたことに対して、十分な報いを行う。」
わたしがあなたの間から異教の宮を取り除き、 偶像の宮がある町々を破壊するからだ。
エサウの子孫が、『廃墟を建て直そう』と言うなら、 全能の主はこう言う。 『建て直したいのなら、建て直すがいい。 わたしは再びそれを打ち壊す。』 彼らの国は『悪の地』と呼ばれ、 彼ら住民も 『神に赦されない者たち』と呼ばれるからだ。」
自分があわれんでもらったように、ほかの人をあわれんでやるべきではなかったのか!』
悪魔の要塞を打ち破るために、人間の手によらない神の強力な武器を使います。
町々は包囲され、頼みの高い城壁もついにくずれ落ちる日がきます。
わたしの怒りの炎は燃え上がり、 地とその産物を焼き尽くし、 山々をなめ尽くす。