ところが兄たちは、父親が死んでしまった今、ヨセフに仕返しをされるかもしれないと、急に心配になってきました。「ヨセフにはずいぶんひどいことをしたから、まだ恨んでいて、今度こそ仕返しされるかもしれない。」
兄たちも、ヨセフがまだ遠くにいるうちから、いち早く彼の姿を認めました。ヨセフが一人でやって来る、またとないチャンスです。そこで、とんでもない相談を始めました。彼を殺してしまおうというのです。
そこで、隊商がそばまで来ると、ヨセフを井戸から引き上げて銀貨二十枚で彼を売りました。ヨセフはエジプトへ連れて行かれるのです。
こうしてヨセフは、一同を三日間、監禁しました。
その後、ヨセフは兄弟や葬儀のために同行した人たち全員とともに、エジプトへ帰りました。
そこで、ヨセフに手紙を出しました。「実は、父さんが死ぬ前に、言い残したことがあるのです。私たちとあなたの仲を心配して、かつてのことを赦すよう言ってくれ、それだけが気がかりだ、ともらしていました。私たちはあなたの父の神様に仕えるしもべです。どうぞ、昔のことは赦してください。」ヨセフは手紙を読むと激しく泣きました。
彼らは恐怖に取りつかれることになります。 神はご自分を愛する者とともにおられるからです。
しかし、そのうち、 かつてないほどの恐怖に取りつかれます。 神は、このような敵どもを見捨て、 その骨をばらまかれます。
悪者は追われもしないのに逃げ回りますが、 神を恐れる人に怖いものはありません。
生き残った者は、捕虜や奴隷として遠い国へ連れて行かれる。外国でおびえながら暮らすのだ。風に舞う木の葉の音にもおびえ、剣で追い立てられるように逃げ惑う。追いかけられもしないのに倒れる。