「百三十歳になります。苦労が多く、こんなに老いぼれてしまいました。先祖には、もっともっと長生きした者も大ぜいおりますのに。」
その後まもなく、イサクは天寿を全うして百八十歳で死にました。彼の子エサウとヤコブが二人で父を葬りました。
ヤコブは、エジプトに着いてから十七年目に、百四十七歳で死にました。
「これはこれは、ヨセフの父上。だいぶお年のようだが、幾つにおなりかな?」
こうして、ヨセフは百十歳で死にました。人々は彼の遺体をミイラにし、棺に納めて安置しました。
私たちは先祖同様、この地では寄留者です。また、私たちの地上の生涯は影のようなもので、やがて跡形もなく消え去ります。
人はなんともろいものでしょう。 人生はなんと短く、苦しみに満ちているのでしょう。
私はこの地上では旅人です。 あなたの命令が私の地図であり、道案内なのです。
あなたのおきては、 地上の人生の旅路にある私にとって、 喜びと歌の原動力なのですから。
ああ主よ、私の祈りを聞いてください。 この涙ながらの訴えに耳を貸してください。 私の涙などそ知らぬ顔で傍観しないでください。 私はあなたに招かれた客ではありませんか。 先祖同様、この地上を仮の宿とする旅人なのです。
どうかこのいのちをお助けください。 死ぬ前にもう一度、元気になりたいのです。 喜びに満たされたいのです。
残りの生涯は手の幅ほどもありません。 私の一生など、神から見れば ただの一瞬にすぎません。 人は、なんとおごり高ぶることでしょう。 人のいのちは息のようにはかないものです。 しかも、どんなにあくせくしようと、 何一つ残せるわけではありません。 他人に渡すために、富を築くようなものです。
わたしは彼らと聖なる契約を結んだ。彼らと子孫とに、彼らが当時住んでいたカナンの地を与えると約束した。
その時、モーセは八十歳、アロンは八十三歳でした。
いま私たちは、確信をもって天で与えられる体を待ちこがれています。また、このように地上の体で過ごしている間は、イエスと共に過ごす、天国の永遠の家から離れていることもよく知っています。
その時、モーセは百二十歳でしたが、まだ視力は衰えず、体力も若者のようでした。
この世は私たちが永遠に住む所ではありません。私たちは、天にある永遠の住まいを待ち望んでいるのです。
明日どんなことがわが身に起こるか、だれにもわからないのです。あなたがたのいのちは、朝霧のようにはかないものです。
この後まもなくしてヨシュアは、百十歳で世を去りました。
愛する皆さん。この地上では、あなたがたは旅人であり、一時の滞在者にすぎないのですから、あなたがたのたましいに戦いをいどむ、この世の快楽から遠ざかりなさい。