ただし、末の弟を連れて来るのだ。おまえたちが正直者かどうか、確かめなければならないから。うそでないとわかれば、いのちは助けよう。」 一同は言われたとおりにすることにしました。
もしおまえたちの言うとおりなら、その末の弟を連れて来なさい。それまではエジプトから一歩たりとも出ることは許さない。
一応おまえたちの申し立てを信じるから、一人だけここに残れば、あとの者は穀物を持って帰ってよい。
一同はろばに穀物を背負わせて帰途につきました。
と説明すると、その人は言いました。『うそをついているかどうか調べなければならん。一人だけここに残り、あとは穀物を持って家へ帰るがよい。
ただし、末の弟を連れて来なければならない。そうすれば、おまえたちがスパイかそれとも正直な人間かがわかる。おまえたちの言ったとおりなら、人質も返してやるし、何度でも穀物を買いに来てよろしい』と言うのです。」
そうこうするうちに屋敷の入口に着きました。ぐずぐずできません。彼らはすぐ執事のところへ行きました。
しかし、ユダが口をはさみました。「忘れたのですか、お父さん。『弟といっしょでなければ来てはならない』とあの人が言ったのは、決してただの脅しではないのですよ。ベニヤミンがいっしょでなければ、あそこへは行けません。」
それを聞いて閣下は、『ぜひその子に会いたい。ここへ連れて来るように』とおっしゃいました。
お聞き入れにならず、『いや、ならん。その末の弟を連れて来なければ、二度とここへは来るな』とおっしゃったのです。
ノアは、すべて神から命じられたとおりにしました。
マリヤは手伝いの者たちに、「この人の言うとおりにしてください」と言いました。