それでも彼女はあきらめません。毎日しつこく言い寄り、ヨセフが相手にしないと何とかして気を引こうとやっきになりました。
そんなある日のこと、ヨセフは家で仕事をしていました。たまたま周囲にはだれもいません。この時とばかり彼女がやって来て、ヨセフの袖をつかみました。
ヨセフはそれを拒みました。「ご主人は家のこといっさいを私にお任せになりました。
家では、私のすることに、決して口出ししたり、指図したりなさいません。あなた以外は何でも私の自由にさせてくださいます。これほどまでにしていただいて、どうして、そんな大それたことができましょう。ご主人ばかりか、神様にまで背くことなどできません。」
決してその誘いにのってはいけません。 そんな者たちには近寄らないようにしなさい。
悪い女の甘い誘いに惑わされないために、 神の知恵を身につけなさい。 彼女は結婚の誓いをさげすみ、 平気で夫を裏切りました。
売春婦は危険な罠、主にのろわれた者は、 その罠に簡単に引っかかります。
悪い女は甘いことばと調子のいいお世辞が得意です。
悪い女を遠ざけなさい。 彼女の家に近寄ってもいけません。
女はその若者を抱きしめて口づけし、 何食わぬ顔で言いました。
そうすれば、悪い女の家に通うことも、 甘いことばに耳を貸すこともなくなります。
自分の家の前や町角で、
だましやすそうな人を見つけると、 しつこくささやきかけます。 「私の家にいらっしゃい。
そういう人たちにだまされてはいけません。それに耳を傾けていると、同じ状態に陥ってしまいます。
性的な罪とは無縁になりなさいと私が言うのは、そのためです。この罪を犯すことは、自分の体に対して罪を犯すのです。
あらゆる種類の悪から遠ざかりなさい。
それで私は、そういう若い未亡人には再婚を勧め、子どもを産み、家庭を大切にするように指導するのが一番だと思います。そうなれば、だれにも非難されずにすむでしょう。
若い時の情欲を避け、それから遠ざかりなさい。反対に、いつも正しいことをしたいという気持ちをいだいていなさい。信仰と愛とを保ち、純粋な心で主を愛している人々とのつき合いを、大切にしなさい。
愛する皆さん。この地上では、あなたがたは旅人であり、一時の滞在者にすぎないのですから、あなたがたのたましいに戦いをいどむ、この世の快楽から遠ざかりなさい。
