「みんなが畑で束をたばねていたんだ。そうしたら僕の束が、いきなりすっくと立ち上がった。それからどうなったと思う? 兄さんたちの束が回りに集まって来て、僕の束におじぎをするんだ。」
「聞いてよ。僕、こんな夢を見たんだ。」得意げに、ヨセフは言いました。
ヨセフの兄たちは、エジプトの総理大臣であり、穀物を売る責任者に会いに出かけました。まさかそれが、弟のヨセフだとは思いもよりません。顔を地につけんばかりに深々と頭を下げました。
ヨセフが戻って来ると、彼らはていねいにおじぎをし、持って来た贈り物を差し出しました。
「はい、おかげさまで元気でおります。」そう言って、もう一度おじぎをしました。
ユダと兄弟たちが戻ると、ヨセフはまだ家にいました。彼らはヨセフにひれ伏しました。
その時、ユダが一歩前に進み出ました。「恐れながら、ひと言申し上げます。お怒りにならずに聞いてください。閣下は王様と同じように、今すぐにでも私を処刑することができるお方だということは、よく承知しております。
この前の時、父親や弟がいるかとのお尋ねでしたので、
兄たちも気が気ではなく、ヨセフのところに出向いて来ました。「手紙でも申し上げたとおり、われわれはあなたの奴隷です。」そろってヨセフの前にひれ伏し、恐る恐る言いました。
それは、その御名のもとに、すべてのものが天でも地でもひざまずき、
ですからキリストは、ご自分に属する人々からなる体〔すなわち教会〕のかしらです。キリストは、だれよりも先に死者の中から復活された方です。こうしてキリストが、あらゆる点で第一の地位を占めておられるのです。