空っぽの井戸に投げ込みました。
そこへヨセフが来ました。彼らはいきなり弟の派手な飾りつきの上着をはぎ取り、
それから、腰をおろして夕食にしたのですが、ふと気がつくと、遠くから、らくだの一隊がやって来るではありませんか。おそらく樹脂や香料、薬草類をギルアデからエジプトに運ぶ、イシュマエル人の隊商でしょう。
彼らは互いに言いました。「昔、ヨセフにひどいことをしたからなあ。こんなことになったのもその罰だろう。あいつは怖がって必死で助けを求めたのに、おれたちは知らん顔をして、耳を貸そうともしなかった。」
彼らは無実の私にぬれぎぬを着せようと、 罠をしかけ、落とし穴を掘ったのですから。
あなたは絶望の穴から、 どろどろのぬかるみから引き上げて、 踏み固めた道に下ろし、 しっかり歩けるようにしてくださいました。
あなたは私を、深い真っ暗闇の穴に投げ込まれました。
あなたは、友人たちが私を嫌って、 私のもとを去るようにされました。 私は捕らえられ、逃れることができません。
そこで彼らはエレミヤを牢から連れ出し、綱を使って、構内にある空の井戸につり降ろしました。この井戸は王子マルキヤのものでした。中に水はありませんでしたが、泥がたっぷりたまっていたので、エレミヤはその中に沈みました。
頼みの綱であった、主に油注がれた私たちの王は、 敵の罠にかかって捕まりました。 この偉大な王さえいれば、 どんな国が来ても大丈夫だったのに。
わたしはおまえを、 水のない穴で死なないように助け出した。 血でサインした、あなたとの契約を守るためだ。