「ありがとう、兄さん。でもせっかくですが、ごらんのとおり、小さな子どもや生まれたばかりの家畜もいるものですから。あまり急がせたら、群れは死んでしまうでしょう。
「さあ、そろそろ出かけよう。道案内はわれわれが引き受けるよ。」
ですから、兄さんは先に行ってください。私たちはあとからゆっくり行きます。兄さんのいるセイルでまたお目にかかりましょう。」
「ソロモンはまだ若くて未熟だ。主の神殿は、世界中に知れ渡るほどのすぐれた建築にしなければならない。いざというときのために、今から準備をしておく。」 ダビデはこう考えて、自分が生きている間に多くの建築材料を集めました。
子羊を連れた雌羊の番をしていた場所から 召し出されました。 イスラエルの羊飼いとなったダビデは、 すぐれた手腕と真心をもって、 人々を導きました。
正しい人は自分の家畜にまで細かく気を配ります。 しかし神を恐れない人は、 うわべは親切そうでも思いやりがありません。
また、羊飼いのように群れの世話をし、 子羊を抱いて運び、雌羊を優しく導きます。
人々は言われたとおりにしました。子牛を産んだばかりの二頭の雌牛を車につなぎ、子牛を牛小屋に閉じ込めました。