「あなたの名前は何というのか。」 「ヤコブです。」
「もう行かせてくれ。じきに夜が明ける。」その人が頼みました。 しかしヤコブは、はあはあと息を切らせながら答えました。 「私を祝福してくださるまでは絶対に放しません。」
「いや、もうヤコブではない。神と戦い、人と戦って強さを示したのだから、イスラエルと変えるがいい。」
「あなたの名はこれからヤコブ〔「つかむ者」の意〕ではなく、イスラエル〔「神に勝つ者」の意〕としなさい。
ところが、その子の母親は言いました。「主にかけて申し上げます。あなた様とごいっしょでなければ、決して家に帰りません。」そこで、エリシャも彼女といっしょにシュネムに向かいました。
ヤベツはイスラエルの神に祈りました。「どうか、私を大いに祝福し、私の働きを助けてください。私が行うすべてのことに御手を添えてください。すべての悪と災いからお守りください。」神はその願いをかなえてくださいました。
苦難の日に、主があなたとともにおられますように。 ヤコブの神が、いっさいの危険から 守ってくださいますように。
ヤコブはアラム(シリヤ)へ逃げ、 羊の番をして妻をめとりました。