ラケルとレアは答えました。「私たちのことなら心配なさらないで。これからもここにいたって、自分たちの財産なんかありませんもの。父の財産だって相続できないでしょう。
人が両親のもとを離れて妻と結ばれ、二人が一体となるのはこうした背景があるのです。
ラバンは、奴隷の少女ジルパをレアにつけてやりました。
ラケルは奴隷の少女ビルハを召使として連れて来ました。
わたしはあなたとベテルで出会った神だ。そこであなたは石の柱に油を注ぎ、わたしに仕えると約束した。さあ今、この国を出て、生まれ故郷へ帰りなさい。』」
これでは、外国人と変わりないわ。言ってみれば、父は私たちを売ったのよ。あげくの果てに、売ってもうけたお金を、すっかり使い果たしてしまったのです。
すると、その場に居合わせた人々は、証人として答えました。「喜んで証人となりましょう。どうか主が、あなたがお迎えになる女に、イスラエル国民の母ラケルとレアのように、子どもを大ぜいお授けくださるように。またあなたも、ベツレヘムで大いに栄えられますように。
