一方レアは、もう子どもが産めなくなったので、召使のジルパをヤコブのそばめにしました。
ラバンは、奴隷の少女ジルパをレアにつけてやりました。
さらに子どもが生まれました。また男の子で、彼女は、「今こそ主をほめたたえよう」と言って、ユダ〔「ほめたたえる」の意〕と名づけました。そのあと、彼女には子どもが生まれませんでした。
やがて、ジルパは男の子を産み、レアはその子をガド〔「運が開ける」の意〕と名づけました。
神はレアの祈りに答え、彼女に五人目の男の子を授けてくださいました。
こうして、ヤコブはビルハをそばめとしました。
ラケルは、「死に物狂いの争いだったけど、とうとう姉さんに勝った」と言って、その子をナフタリ〔「争い」の意〕と名づけました。
以上十六人は、ラバンが上の娘レアに与えた奴隷ジルパとヤコブの間に生まれた息子と孫です。