「もしそんなことになったら、私が代わりにのろいを受けます。今は言うとおりにしなさい。さあ、何をぐずぐずしてるの。早く子やぎを引いておいで。」
神は答えられました。「あなたのお腹にいる二人の子は、二つの国へと分かれ、互いにライバルとなる。一方がより強くなり、兄は弟に仕えるようになる。」
「それなら兄さん、その権利を僕に譲るって誓ってくれよ。」 言われたとおりエサウは誓い、長男の権利を弟に売りました。
ヤコブは言われたとおりにしました。連れて来た子やぎで、リベカは夫の好物の料理を作りました。
「いいね、ハランのラバン伯父さんのところへ逃げるのです。
「さあヤコブ、言うとおりにするのです。群れの中から上等の子やぎを二頭引いておいで。それで私がお父さんの好きな料理を作るから、お父さんのところへ持ってお行き。食べ終わったら、お父さんは亡くなる前に、エサウではなく、おまえを祝福してくださるでしょう。」
弟の安全は私が保証します。万一のことがあったら責任を負います。
「ありがとうございます、王様。こうしてお助けくださったことで、もし王様が責めをお受けになるようなことがありましたら、みな私の責任です。」
彼もまた、母にそそのかされてアハブ王の悪い例にならいました。
すると群衆は大声で、「かまわない。責任はおれたちや子どもたちの上にふりかかってもいい!」と叫びました。
「ご主人様。このたびのことにつきましては、私がすべて非難をお受けする覚悟でございます。どうぞ、私の申し上げることをお聞きくださいませ。