二人はリベカを呼んで尋ねました。「どうだ、今すぐこの方といっしょに行くかね。」 「はい、まいります。」
「そうまでおっしゃるのですか。では、こうしたらいかがでしょう。娘を呼んで本人の気持ちを直接聞きましょう。」
本人が承知した以上、断る理由もありません。リベカが小さい時からの乳母をつけて送り出すことにしました。
「私は主のはしためにすぎません。何もかも主のお言いつけどおりにいたします。どうぞ、いま言われたとおりになりますように。」マリヤがこう言うと、天使は見えなくなりました。