こうして契約を結ぶことになり、アブラハムはそのしるしに、羊と牛を王に与えて、いけにえとしました。
一人の男が逃亡して、ヘブル人のアブラムのところへ駆け込み、一部始終を報告しました。アブラムはそのころ、エモリ人マムレの所有地にある樫の木立の中に野営していました。マムレは、アブラムと盟約を結んでいたエシュコルとアネルの兄弟でした。
「はて、それは初耳です。いったいだれがそんなことを。その時すぐ言ってくださればよかったのに。」
ところが、アブラハムが雌の子羊を七頭別にとっておいたのを見て、王は尋ねました。「これはどういうわけか。」
さあ、契約を結ぼう。これからは、お互いその契約をしっかり守っていこうではないか。」
わいろには魔力があり、 だれが使っても効果があります。
贈り物には不思議な力があります。 地位ある人の前に彼を導きます。
友人のふりをする「友人」もいれば、 実の兄弟より親しい友人もいます。
贈り物をすれば、怒っている人も機嫌を直します。
しかし、正しい人は他の人に寛大で、 何をしても神に祝福されます。
また、わきまえがなく、平気で約束を破り、情け知らずで不親切な者となりました。
愛する皆さん。日常生活で人間同士が約束をかわす場合でも、文書にして署名したら、もう変更はできません。あとになって、約束を破ることはできないのです。