「ところで、奥さんはどちらにおられますか?」と三人が尋ねるので、「テントの中です」と答えました。
三人のうちの一人(実は神だった)が言いました。「来年の今ごろわたしがまた来る時、あなたとサラの間に、男の子が生まれている。」サラはうしろのテントの入口で一部始終を聞いていました。
まもなく、チーズとミルクと子牛のあぶり肉が運ばれ、食卓が整えられました。客が木の下で食事をしている間、アブラハムはそばに立っていました。
イサクはリベカを、亡き母サラが使っていたテントに連れて行きました。こうして二人は結婚したのです。イサクは妻を心から愛し、母親を亡くした悲しみも、妻を得たことで慰められました。
神の呼ぶ声が聞こえます。「アダム、なぜ隠れるのだ。」
ラバンは、まずヤコブのテントから捜し始めましたが、何もありません。そのあとは、レアのテント、そばめたちの二つのテントと捜し回っても、やはり守り神の影も形もありません。とうとうラケルのテントを調べる番になりました。
そのことがあってから、主はカインに尋ねました。「あなたの弟はどこにいるのか。アベルはどうしたのだ。」 「そんなこと、なぜ私が知っていなければならないのですか。弟の行く先をいつも見張れとでもおっしゃるのですか。」
そして、約束の地カナンに入ったあとも、外国からの旅行者のように天幕(テント)生活を送りました。神から同じ約束を受けた息子のイサクと孫のヤコブも、その地で同様に天幕生活を送りました。