ロトは平野に下って、ソドムの町の近くに住みつきましたが、
ロトはその土地を選びました。東部一帯に広がるヨルダン渓谷の低地です。彼は家畜と使用人を連れてそこへ行くことにし、アブラムはカナンの地に残りました。二人はこうして別れました。
その時、アブラムの甥ロトもソドムに住んでいたので、捕虜にされ、全財産を奪われました。
その日の夕方、二人の天使がソドムの町の入口に着きました。ちょうどそこに、ロトが座っていました。ロトは二人を見るとすぐさま立ち上がって迎え、伏し拝んであいさつをしました。
その時、天から、火のように燃える硫黄が、ソドムとゴモラの上に降りかかりました。
そして、平野に点在するほかの町や村といっしょに、ソドムとゴモラをすっかり焼き尽くしてしまったのです。人間も植物も動物も、いのちあるものはみな死に絶えました。
しかし神は、アブラハムの願いを聞き入れ、ロトのいのちを救いました。町を覆い尽くした死の災いから、ロトを救い出されたのです。
私は、罪人のたまり場を嫌悪します。 そこに出入りしません。
そういう人たちにだまされてはいけません。それに耳を傾けていると、同じ状態に陥ってしまいます。